ファミ通のクロスレビューがPS2用ソフト『I/O(アイオー)』に挑戦的な点を付けた件について

来週の1月26日だが、PS2用ソフトで一部のファンが注目を集めるソフトが発売される。
それこそは、「レジスタ」というメーカーより発売される『I/O(アイオー)』というノベルゲームである。


【始まりは終わり】I/O(アイオー)【終わりが始まるのだ】
http://saturn.in.arena.ne.jp/uwasa/bbs/readres.cgi?bo=log26&vi=1104250793
公式サイト
http://regista.co.jp/io/


(上記スレより)
>「Ever17」「Remember11」の中澤工と「CROSS†CHANNEL」の田中ロミオがタッグを組んだ。
日本最高峰のシナリオライター二人が組むんだぞ。SFミステリーADVらしい。どれほどすごい話になることか。


ということで、なんでもノベルゲーム界の人気シナリオライター2人が組む(企画原案という形だが)ということで、一部のノベルゲームファンにとって『I/O(アイオー)』は注目の作品ってことらしい。

……つーわけで、このゲームのファミ通クロスレビューの点数がどうなるかってのは個人的にちょっと注目していたんだけど、そのクロスレビューが載ってる今週のファミ通を見たら驚いた。


なんとクロスレビューの点数は、6、7、6、6!


合計わずか25点。低っ!
……と、これを見てしまうと「もしかしてクソゲーなのかな?」と思ってしまいそうだけど、実はファミ通クロスレビューには、ノベルゲーム好きにとって忘れられない事件が過去に存在したりする。
そう、それこそは「『Ever17』26点事件」である。

この「『Ever17』26点事件」というのは、ノベルゲームとして現在でも高く評価されているゲーム(現在mk2で89点)なのだが、これがファミ通クロスレビューの評価では、わずか26点(7、6、7、6)だったという衝撃の事件である。
これには全国のノベルゲームファンが激怒し、そしてこの事件は今でも「ファミ通クロスレビューは信用ならない」ということの例として使われるほどの大事件だったのだ。

……そして今回。
そう、再びファミ通クロスレビューがこの期待の新作ノベルゲームに出した点数は25点。
そうっ! 歴史は繰り返す! そして今まさに繰り返したのだっ!
奇しくも前の事件を引き起こした『Ever17』のシナリオライターが絡んだゲームでこの点数とは、これを因果といわず何と言おう!
そうこれはもう、全国のノベルゲームファンに対するファミ通からの挑戦状とも取れる点ではないだろうかっ!?
再びここまで挑戦的な点数を叩きつけて、ホントに勝算があるのか、ファミ通は!?


……って、まあもちろん、この『I/O(アイオー)』が期待はずれのクソゲーという可能性も今のところはあるのだが、しかしこれがもしもだけど、「ノベルゲーム史に残る作品」とでも言われるほどのものであった場合、ファミ通クロスレビューは「またしても」その信用を失ってしまうことになるのではないか? なんて思ってしまうわけなのである。

……って、まあ、もう失うほどの信用なんて既に無いかもしれないけどね。うん、たぶんそうかも。


つーわけで、この『I/O(アイオー)』には注目しておくことにします。
まあゲームそのものも注目だけど、今日言ったような意味でもね。



・関連
<「Ever17」を契機にクロスレビューの問題について考える>
http://www.geocities.co.jp/Playtown/9191/game1/crossreview.html


※余談
PS2版「CROSS†CHANNEL」のクロスレビューの点数は24点だったらしい。
まあいつものことなのか。