おとぎ銃士 赤ずきん

最近始まったアニメ「おとぎ銃士 赤ずきん」をとりあえず第4話まで見たのだけど、どうもこのアニメのメインとする客層がイマイチ分からない。

一見すると、いかにも男性アニメファン向けな設定(主人公の少年の家に異世界の少女戦士が居候するところとか)なのに、どうも話の展開が子供向けっぽいし、放送時間が休日の朝だからやはり子供向けなのかなと思いつつも、メインの声優が「田村ゆかり」だからやはりオタク向けなのかなと思ってみたり(ヒデェ認識だ)。
どうにもそのコンセプトが分からなかったんだけど、この記事を見てようやく理解できた。


TVアニメ「おとぎ銃士 赤ずきん」の商品展開が発表
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060621/konami.htm

>「おとぎ銃士 赤ずきん」は、2005年に開催されたガレージキットの総合イベント「ワンダーフェスティバル2005 冬」で、フィギュアと約30分のOVAを収録したDVDをセットにした「フィギュアニメ」として誕生した作品。(中略)
OVA版はどちらかというと年齢の高いアニメファンをターゲットとして製作されたが、テレビアニメ版は幼稚園や小学校低学年の女児からその親も含め、幅広い層が楽しめるよう、物語やキャラクターにアレンジを加えている。


これでようやく合点がいった!(ガッテン!ガッテン!)

なるほど。もともと男性アニメファン向けの作品を今回無理矢理女の子向けにしたから、このメイン客層の分からなさになったわけか。超納得。

4話までの個人的な感想としては、麻雀に例えて言うなら「『三色』と『チャンタ』の両方を狙った結果、3シャンテン」みたいな感じ(分かりづらい)。
完全に少女向けながら、ムダに熱くて楽しい「おねがいマイメロディ」なんかに比べると、まだいろいろ足りないと思う。

ただ、あくまで「3シャンテン」なので、ここから有効牌をバシバシ引き入れて、「三色、チャンタピンフ、ドラ1のハネ満」ぐらいになる可能性はあると思っているので、色々頑張って欲しいですよ。
せっかく大きなお友達も注目の子供向けアニメなんだから、マイメロ的な「子供向けの皮をかぶった無茶」を見せて欲しいなあ。カオスなハイテンションギャグとか。