「アカギ」終了

アニメのアカギが今日終わった。
まあ絶対「鷲巣マージャン編」の最後まで行けないのは分かっていたわけで(つーか、原作でも終わってないわけだし)、それならばどこで切るのかと思いつつ見ていたわけだが、結果は鷲巣マージャン第4回戦終了後の衰弱状態の鷲巣に対し、アカギが抜いた血液を破棄してそれを見た鷲巣が闘志再燃し、第5回戦続行の決意をして「さあ戦いはどうなる!?」というところで、「この戦いは後に伝説になる」というナレーションが入って終了。
もうほとんどジャンプ10週打ち切り漫画の「俺達の戦いはこれからだ!」的なラストですよ。

まあもちろん原作から見ていたファンは「これもしょうがないかな」と思って見れるわけだが、アニメで初めて「アカギ」を見た人にとっては、相当ショックな最終回ではないだろうか。
それに原作の進行状況から考えるに「半年後にアニメ第2期放送」とかいうことにもならないだろうしなあ…。3年後くらいなら可能だろうか?いや無理かも。

そんなわけでラストはいろいろ問題もあるが、結構好きだったなこのアニメ。
なんといっても、説明文章の多い福本漫画をナレーションを入れることによって見事再現してたのはとても良かった。
やはり福本漫画は、あの誰よりも沈着冷静で状況分析を完璧にこなしさらに神の視点で登場キャラの心理状態なんかも分かっちゃって、しかもそれを多弁に語ってくれるあのナレーションがあってこその福本漫画だと思うわけですよ。
しかもそのナレーションの声を担当したのが古谷徹。カッコよすぎる。

この調子で「天」や「銀と金」なんかもアニメ化してくれればいいんだけどなあ。